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09年度新幹線旅客8%減=新型インフル、高速割引が影響(時事通信)

 JR東海は26日、2009年度の東海道新幹線旅客数が前年度比8%減少したと発表した。長引く景気低迷に加え、上半期に新型インフルエンザ感染への警戒感が強まり、利用が手控えられた。さらに09年3月末以降順次導入された高速道路の割引施策なども影響したとみられる。
 旅客数の調査対象区間は「のぞみ」「ひかり」が小田原−静岡間、「こだま」が新横浜−小田原間。同日、都内で会見した山田佳臣社長は、今年のゴールデンウイーク(GW)期間中の新幹線予約について「現状で前年度並み」と明らかにした。10年度の見通しについては、高速道路割引施策の動向なども勘案した上、近く表明するという。 

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廃虚・軍艦島に5万9000人上陸…解禁1年(読売新聞)

 炭鉱で栄えた後、無人となり、廃虚と化したアパート群などが残る長崎市・端島(通称・軍艦島)への一般の上陸が解禁されて22日で1年。

 市によると、解禁から今月20日までに約5万9000人が上陸した。

 海外からの人々やメディアも多数訪問。「島は近代日本の過剰消費の縮図」と警鐘を鳴らす存在としても注目を集めている。

 「軍艦島は私たちの社会の未来の象徴だ。資源を使い果たしたら、私たちも地球を捨てることになるのだろうか」。島をつぶさに見たフランスの建築学校生、ポリンヌ・ル・バスさん(22)(フランス・レンヌ市)はこう感じた。

 島を紹介する雑誌を読み、「歴史的にも建築物としても興味深い」と卒論の題材に選んだ。2月、約1週間の日程で長崎市を訪れ、NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」理事長の坂本道徳さん(56)らの案内で、島に4回渡った。

 「(人に)捨てられる前の島の息遣いが聞こえてくるようだった。炭鉱で働いた人々の過酷な人生を思いやった」とポリンヌさん。廃虚となった建築物へのフランスと日本の認識の違いや島の建造物の歴史などをさらに研究し、卒論の完成を目指している。

 フランス国営テレビは昨年、島を取材。番組をまとめたDVDでは、炭鉱閉山で「最先端の」軍艦島が衰退していった歴史を紹介したうえで、「日本の近代化を夢見てできた島。今までの世代は石炭、石油を使い果たしてきた。これからは先を見て変えていかなければならない。自分たちにとって本当に大事なものを見ていこう」といったコメントが添えられている。

 市によると、島の周囲を巡るクルージングをしたのは約7万3000人で、事前予想の約3倍。米国や韓国、フランス、スウェーデンからも訪れ、「海外からの反応は予想以上」と市文化観光総務課。

 19日、1周年記念の上陸ツアーが行われた。長崎市江平2、NPO法人理事長黒田雄彦さん(64)は「『用が済んだら捨てるという論理は間違っている』と、島が警告しているように感じた」。この1年で国内外の約5000人を案内した坂本さんは「軍艦島は日本人のエゴによって作られた。未来の日本の姿かも」とツアー参加者に訴えた。

 軍艦島の建造物を研究する阿久井喜孝・東京電機大名誉教授は「日本の近代化とは一体何だったのかを知るうえで、軍艦島は重要な存在。様々な視点から専門家が分析してほしい」と期待する。(川口知也)

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「夢の宇宙」支えた家族=入浴剤、そばで出迎え−山崎さん、今夜帰還(時事通信)

 【ケープカナベラル(米フロリダ州)時事】家族全員で、夢へ−。国際宇宙ステーション(ISS)を離れた山崎直子さん(39)は19日朝(日本時間同日夜)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターに帰還する。宇宙飛行士選抜から11年。多くの苦難を乗り越え、たどり着いた夢の宇宙。家族の支えを胸に充実した2週間を過ごした。
 「行く前は、もっと緊張すると思っていた」。夫大地さん(37)は振り返る。自身も日本実験棟「きぼう」の地上管制官を目指し、山崎さんとは「職場結婚」。「仕事の事情はよく知っている。妻の訓練のため、もともと家族は離ればなれが多く、2週間は案外普通だった。11年も待ったんだから、もっと長くてもよかったのに」と余裕を見せる。
 一方、「ママが宇宙に行き、少し寂しい時もある」と話すのは長女優希ちゃん(7)。普段通りに学校に行き、友達と遊んだ。両親と一緒に通う空手教室では「黄帯」に進級。「まだ白帯のママに早く見せたい」と待ち切れない様子だ。
 山崎さんは、宇宙でも常に家族を意識した。「地球はすごくきれい」「いつか3人で宇宙旅行したい」。電話やメールで1日1回は連絡を入れた。優希ちゃんに頼まれた色付きシャボン玉の「宇宙実験」も成功。腕には2人からプレゼントされた時計を着け、地球に残した家族と同じ時を刻んだ。
 帰還まであとわずか。「家族全員で夢に向かう」が口癖の大地さん。地上に降り立った妻に、掛ける言葉は決めている。まずは「お疲れさま」。続けて「お風呂入りたい? 」「おそばもあるよ」。入浴剤と、一家全員が大好きなそばやソーメンを用意し、2週間ぶりの再会の瞬間を迎える。 

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最高裁 岡部判事が就任会見 女性で4人目(毎日新聞)

 女性として4人目の最高裁判事となった元慶応大法科大学院教授の岡部喜代子氏(61)が12日、最高裁で就任会見に臨み、「裁判官と研究者の経歴を生かし、実務と理論の両面を同時にかなえる立場で裁判をしていきたい」と抱負を述べた。

 慶応大法学部を卒業後、司法試験に合格し、17年間裁判官を務めた。二つ目の任地となった札幌地裁では、整腸剤の薬害で歩行・視覚障害を患う難病「スモン」の患者が国などを訴えた訴訟で、道内の原告を訪ね歩いて和解をまとめた。

 家庭の事情で93年に退職して学者に転じ、民法の専門家として、東洋大、日本大、青山学院大などで教壇に立った。物腰は柔らかく見えるが、「授業は厳しかった」と自身の弁。親権をテーマとした論文で厳しく法の不備を指摘したこともある。

 趣味は版画制作。「女性だからどうと考えたことはない」と言うものの、「女性の最高裁判事がどんどん増えるよう、きちんとした仕事をしたい」と気を引き締めている。【伊藤一郎】

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子ども手当受給の外国人、22年度中に把握(産経新聞)

 政府は6日午前、15歳以下の子供に1人あたり月額1万3000円を支給する「子ども手当」について、在日外国人の子供に対する支給総数を「平成22年度中に把握していきたい」とする答弁書を閣議決定した。自民党の松下新平参院議員の質問主意書に答えた。

 ただ、答弁書では、現時点で支給対象となる外国人の総数、在日外国人の母国に住む子供の人数については「全国的な統計は有しておらず、お答えできない」とした。

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<薬害C型肝炎>全国原告団代表、山口美智子さんが自叙伝(毎日新聞)

 薬害C型肝炎訴訟の全国原告団代表、山口美智子さん(53)=福岡市=が、患者運動の先頭に立ち、国を突き動かした活動をまとめた自叙伝「いのちの歌〜薬害肝炎、たたかいの軌跡」(毎日新聞社刊)を出版した。薬害被害者救済法や、すべてのウイルス性肝炎患者を支援する肝炎対策基本法の制定など、国に抜本的な肝炎対策を迫った活動の経緯を、その時々の思いをつづった趣味の短歌を織り交ぜ振り返っている。

 山口さんは87年、次男の出産時に血液製剤フィブリノゲンを投与されC型肝炎に感染。03年4月、全国で初めて実名を公表して提訴した。原告団のまとめ役として福岡から頻繁に上京、国会議員回りを重ね、肝炎対策の重要性をねばり強く訴え続けたことが、国会を動かし、一連の立法措置に結びついた。

 刻々にいのちの時間無くなりて「生命(いのち)返せ」とまた原告(ひとり)逝く

 インターフェロン治療の副作用で落ち込んだ心を外に向けようと、01年ごろから短歌を始めた山口さんが、同じ九州原告が07年に亡くなった際に詠んだ作品だ。「全国に350万人いるとされるすべてのウイルス性肝炎患者の仲間を救いたい」。自らの裁判を終えた後も、走り続けた山口さんの思いがこの歌に込められている。

 山口さんは「国民の命の問題が政治に翻弄(ほんろう)される現実を多くの人に知ってもらい、今後の患者運動に役立ててほしい」と話している。

 231ページ、1680円(税込み)。

【江刺正嘉】

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 鳩山首相は29日夕、閣内で意見対立が激化している郵政改革法案について、「亀井郵政改革相と原口総務相の談話にのっとって進めていきたい」と述べ、亀井氏らが24日に発表した「最終案」を基本に調整を進める考えを示した。

 さらに、30日夜に開く全閣僚参加の懇談会で「そういった方向を確認していきたい」と語り、ゆうちょ銀行の預入限度額の2000万円への引き上げなど「最終案」の骨格部分は修正せず、議論の調整を図る意向を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は今回の混乱について、「(最終案が)既定路線のように感じられてしまったかもしれないが、検討過程の中で大臣としての案が提示された。それをベースにしながら、これからしっかりと最終的な案を作っていく」と述べた。

 一方、仙谷国家戦略相は29日夜、放送衛星BS11の番組収録で、ゆうちょ銀行の預入限度額を2000万円へ引き上げることについて、「改めて議論してもらわないと、その金額は『ちょっと、ちょっと』という感じだ」と述べ、修正を求める考えを改めて示した。

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